疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。
休ませてあげよう。 [マタイ11:28]

私の好きな讃美歌

ルーテル教会では礼拝を5つのパートに分け、讃美歌は各パートで一曲ずつ、全部で5曲を歌います。讃美歌には古くから歌い継がれているものや新しいものがありますが、教会員は、必ず「好きな讃美歌」を数曲持っています。その一部をご紹介します。 ⇒私の好きな聖句

うるわしき救い主 み子なるイエスは (教会讃美歌175)

久しぶりに来日された、アメリカ人宣教師のタング先生が家に泊まってくださった時、おみやげにCDをいただきました。先生が大好きな讃美歌"Beautiful Savior"が中に含まれているとのことだったのですが、私たち家族はその曲がどんな曲かピンときませんでした。「じゃあ一緒に聞いてみましょう」とCDをかけ、その美しい旋律が聞こえてきた時、「ああ、この曲!!」と、私たちにも馴染みの深い讃美歌であることに、感激しながら聞き入りました。言葉がわからない中、外国の教会の礼拝に出席したことがありますが、説教はわからなくても、讃美歌のメロディだけは分かって、一緒に歌えるということがあります。讃美歌(そのメロディ)は、言葉の壁を超えて、私たちの心をつないでくれる、世界のクリスチャンの共通言語なのです。 (女性)

花彩る春を この友は生きた (讃美歌21-385)

教会員だったKさんが、56歳で神様のみ元に旅立ってから、まだ2年しか経っていないのに、なぜか数年の月日が流れた気がします。この讃美歌は、Kさんを偲ぶ会のために名古屋に来られたIさんが、「彼に送る言葉がみつからなかったから、これを歌おうと決めていた」といって歌ってくれた曲です。この讃美歌を聞くと、教会で出会って旅立たれた一人ひとりの顔が浮かび、次はあなたの生き方を示しなさいと、バトンを手渡された気がして、私も今、その足跡をたどっています。(女性)

1.あめなる神には みさかえあれ (教団讃美歌114) 2.まぶねのなかに うぶごえあげ (教団讃美歌121)

1.は、歌うには少々難解ですが、旋律が美しく、大好きなキャロルです。

2.は、弱い人の側に立たれたイエスの姿を、生き生きと詠った歌詞に心を打たれます。 昭和20年代、人々は生活することに追われた時代でした。クリスマス礼拝は教会で持たれ、祝会はわが家です。道行く人が「何だろう?」と顔をのぞかせると、私の母は「お祝いですからどうぞ」と招き入れ、食事を振る舞い、家中が人、人、人。母も亡くなり、日本も落ち着いてきて、あの楽しい祝会も幕を下ろしました。貧しい時代の豊かなクリスマスの思い出です。 (女性)

目覚めよ 高く歌え (讃美歌21-257)

クリスマスや待降節に聖歌隊で歌われることのある一曲です。明るくて、終わりに向けて壮大な雰囲気になっているメロディーが特に好きで、口ずさみたくなる曲です。メロディーのみでもきれいですが、四部のハーモーニーがしっかり合っていると、更に迫力があり、「天使の声」を羊飼いや民衆に伝えていこうとする様子を考えた、作者の気持ちも表現されます。是非、クリスマスには、聖歌隊の歌を聞きに来てみてください。(男性)